◎
石山 都市計画課公園緑地室長 メタセコイヤについて、認識はしていません。今後、調べさせていただきます。
◆
白井幸則 委員 毛虫のような虫がたくさんついていて、その周辺には虫が大量に落ちてきています。この時期だと
メタセコイヤはまだ緑色のはずですが、既に枯れたような色になっていると聞いているので、見に行ってください。
◆
目片信悟 委員 先ほどの
付託議案と関連するのですが、
山手幹線の完成が見えてきてありがたいと思う反面、最後の大津の
部分がどうなるか気になっています。
唐橋の東詰を拡幅、拡張したことで、東側の渋滞は緩和されましたが、夕照の道と県道2号が渋滞しています。東詰を拡幅しても全然良くなっていないとお叱りを受け、
道路はどこかが良くなればどこかが悪くなると思いました。今後、
山手幹線の
整備を進めていくに当たり、湖南4市を含む関連市にどのようになるのかをアナウンスする必要があるのではないですか。
地域の皆さんも心配しており、特に瀬田の東側の渋滞が緩和すれば、反対の西側が渋滞するのではないかと気にしています。今後どうしていくのか、どういう
状況になるのかなど県の考え方を一定示す必要があるのではないですか。
県営
住宅の在り方について、PFIで進めていくのは結構ですが、
石山団地のように解体して土地を売却するところもあると思います。空き家問題があり、一方で行政が
住宅を建てることについては、切り分けて考えるべきことではありますが、住まいにかかる課題として両方が存在しているので、そろそろ整理をする必要があると感じています。人口減少に向かって進んでいく時代に、適切で良好な住環境をどのように提供するのかを考える局面に入っていると思います。行政として問題意識を持っている空き家問題を含めて、公の
住宅の在り方について全県的に考えなければならないと思います。
土木交通部として、公営
住宅の在り方と空き家問題の解決に向けて、取組をお願いしたいと思います。
◎野田
道路整備課長 委員から御指摘があったとおり、瀬田の唐橋の
工事により、東向きの渋滞は改善されましたが、周辺は渋滞している
状況は認識しています。
今議会の答弁で出ておりましたけれども、南草津周辺、瀬田周辺も含めた大津湖南エリアのネットワークの必要性について、検討や勉強会を関係市と進めているところです。
昨日、大津湖南
地域の幹線
道路整備促進協議会が、知事への要望活動でお越しになりました。大津市長、草津市長、栗東市長をはじめ多くの大津湖南
地域の首長が来庁されました。大津市長からは、
山手幹線の開通は非常にありがたく、
現場も見てきたが、多くの車が大津に向かってくることは危惧しているとの発言がありました。
県としては、
山手幹線の完成供用に向けて、短期的ですけれども、例えば交差点の右折レーンの延伸で少しでも交通量を分散できるような
対策でありますとか、安全
対策に取り組んでいこうと計画しております。根本的には、国道1号や京都に向いてのバイパスといった幹線
道路の
整備が必要不可欠だと考えています。
現在、国道1号の京都、大津間のバイパスについては、知事が期成同盟会の会長でもあり、国に対して早期の
整備に向けた取組を要望しています。京都府と連携して、本県の将来の幹線
道路の
整備を一日でも早くしっかりと実現できるように取り組んでいきたいと考えています。議員各位のお力添え、御
支援をお願いしたいと思います。
◎
伊香 住宅課長 空き家
対策について、県としては、空き家の発生予防、空き家の流通促進と利活用、活用が困難な空き家の解体促進の3つの柱を考えています。こうした
対策を重層的にすることで空き家問題に
対応したいと考えております。
特に今年度は、活用が困難な空き家の除却を進めたいと考えており、その啓発も進めていこうとしています。クラッソーネという
住宅の除却を進める業者の紹介、スマホでおおよその除却費用が分かる、市町が進める空き家
対策の側面
支援などいった
対策を進めているところです。
県営
住宅については、昨年度、住生活基本計画を策定し、将来的に県が管理する公営
住宅は縮小するという方向性を打ち出しています。
◆
目片信悟 委員 空き家と公営
住宅を切り分けることがナンセンスだと思っています。何十億円というお金を投じながら、一方で住む人がいないという
状況について、政策としてどうしていくのかを考えることが重要です。極論を言えば、空き家が増えるような政策を打って、空き家の所有者には潰しなさいと言うのであれば、これをセットにして考えるのが行政の役割だと思います。法的、制度的な
部分があるとすれば、それをどうクリアすれば、うまくマッチングできるのかを考える必要があるのではないですか。
杉本委員が言うように、無駄な税金を使わなくていい、そのためにどうしていくのかという考え方になぜならないのかと正直思うところです。
制度的に、法的にと言うのであれば、まずはそこをどうしていくのか、そういった議論をしながら今の空き家の問題と公営
住宅の在り方を考えるべきではないですか。当然公営
住宅にお住まいの皆さんに不利益があってはならないと思いますが、その不利益をどうカバーしていくのかも含めて、民間の手法も参考にしながら検討することが、これからの行政のあるべき姿だと思います。
より熱が入ってくるので、お答えは結構ですが、私はもう一回考えたほうが良いと思うので、
意見として申し上げておきます。
◆成田政隆
委員 JRのホームドアの設置に関して、琵琶湖線はある程度方向性は見えてきたと聞いているのですが、自殺
対策や人身事故
対策に取り組んでいかなければならないし、要請していかなければならないと思います。ホームドアが設置できない駅であったとしても、別の安全策を講じてもらうように、ぜひともJRや国も含めて要請、要望をしていただきたいと思います。
◎渡辺
土木交通部管理監 ホームドアの設置については、転落事故等の防止のために
整備をする必要があると認識をしています。
設置の費用が普通の駅で1駅10億円ぐらいかかるという
状況もあり、一気には難しいと思いますけれども、JRも運賃に上乗せをして、そういう費用に充てられるようなこともしていますので、優先順位をつけながら順番にされていくものと認識しています。
一方で、安全策については、各市町等がまずは判断し、県としてもしっかりと市町の判断等に沿って必要な
支援をしたいと考えております。
◆成田政隆
委員 市町を待たずして、県としてしっかりと意思表示をしていただきたいと思います。人身事故があると、多くの県民が困り、その状態が長く続いてしまいますので、県として主体的に行動を起こしてほしいと思います。
◎渡辺
土木交通部管理監 御指摘いただいた
部分については、今後、交通
事業者、それから沿線、駅を所管する市町等ともしっかりと連携して取り組んでいきたいと思います。
○
中村才次郎 副
委員長 空き家
対策で、発生予防、流通促進、解体促進を進めていきますと
説明がありましたが、解体促進は本当に困っているのではないですか。市街地の中にあって、どんどん朽ちていって、非常に危険な状態にある家屋があっても、所有者を追いかけられない現実があるのではないですか。実際に解体した件数は把握していますか。
◎
伊香 住宅課長 市町による解体の数につきましては資料がありますので、改めて提供したいと思います。
空屋等
対策の推進に関する特別措置法という法律が制定され、特定空き家と言われる危険なものについては、所有者に除却していただくのが原則ですけれども、それができない場合には市町による行政代執行ができるようになっています。そうした法的な枠組みを活用していただいたり、所有者が除却する場合の市町の補助に対して県も補助するような制度を活用いただきながら、促進していきたいと思います。
○
中村才次郎 副
委員長 その制度も承知していますが、現実進んでいないという
状況があります。件数は把握しているということですが、正確な数字でなくていいので、感覚としてどれぐらいの件数になりますか。
◎
伊香 住宅課長 除却にかかる市町への補助件数については、正確な数字ではないのですが、8件ほど既に交付申請が来ています。市町によって取組に温度差があるのは事実ですが、進んできていると思っています。市町が行政代執行をするとなると、資金の回収が困難であり、なかなか踏み切れないと聞いていますので、進めていただけるよう働きかけをしているところです。
◆今
江政彦 委員 7月の大雨により、
近江八幡市役所前などの都市部で冠水しました。暗渠になっている一級
河川で、県も一定の掘削
工事をしていますが、抜本的な
対策にはなっていません。
大規模開発をする場合には、水の逃げ場がなくなるので必ず調整池を設けるとか、近くに
河川があれば
河川を拡幅して逃がすとか、そういうことが義務化されています。都市
河川の場合は、長く都市の中を走っているので、水の逃げ場がなくなっており、毎年集中豪雨で冠水している
状況です。
近江八幡市が提案している八幡商業高校の第2グラウンドの地下に調整池的なものを造るとか、別の
河川へ通水路を造るとか、こういう措置をしないとなかなか
対応できないと思います。補助金の問題、財源の問題がいろいろとあると思いますけれども、10年以上も前から続いていることであり、かつては駅の周辺で増水したところへ子供が転落して、3日、4日、消防団が探してやっと見つかったみたいなこともありました。命に関わることも当然起こってきますので、真剣に取り組んでいただきたいと思います。
八幡商業高校の第2グラウンドについては、教育
委員会はあまり前向きではないみたいですが、県同士でしっかり話をしてほしいです。このまま放置しておくと、県にしても市にしても行政の不作為になりますので、通水路や貯水の確保についてどのように考えているのか教えてください。
近江八幡市からも正式に要請があると思います。
◎岡田 流域政策局
流域治水政策室長
近江八幡市の三明川のことかと思います。三明川につきましては、川が都市
河川になっていますので、非常に狭い川になっています。川の
対策については、
土木事務所で現在進めているところですが、市の方でも、周辺に降った雨による、内水をどのように貯めていくのかについて、下水道
事業の計画で
対策を検討されていると聞いています。
八幡商業高校の第2グラウンドの施設管理者は教育
委員会であり、そうした
関係者が一堂に会して、先月の中旬に会議をしたところです。今それぞれがどういう
事業を動かしていて、それぞれがどういうことができるのかを、案を出し合いながら、話合いをしたところです。
まずは情報共有から始めていまして、今後そうした会議を定期的に行い、浸水被害の軽減に向けた取組を引き続き検討していきたいと考えています。
◆今
江政彦 委員 地元の連合自治会からも強い要請を受けていますので、できるだけ早期に方向性をお示しいただくようにお願いします。
閉会宣告 12時01分
県政記者傍聴:なし
一般傍聴 :なし...